これは、闇金被害者でもあり、立派な共犯者にもなった男の話です。

報道によれば、
第三者に譲渡する目的で金融機関の口座を開設したとして、奈良県警五條署は18日、詐欺容疑で同県五條市田園の○○容疑者(57)を逮捕しました。

本人曰く「ヤミ金から借りた金を返すためにやった」と、罪を認めています。

どんな事件かといえば、
逮捕容疑は昨年3月5日、譲渡目的で同市内の金融機関で自分名義の口座を開設し、通帳とキャッシュカード各1枚をだまし取ったとしている。通帳は金を借りたとするヤミ金に25,000円で売り渡していました。

~情報~
この行為は、「預金口座等の不正利用防止法」の違反になります。内容は以下の通り。

1.次のような者は、50万円以下の罰金。
(1)他人になりすまして預貯金契約に係る役務の提供を受ける等の目的で、預貯金通帳等を譲受けた者。
(2)相手方に(1)の目的があることを知って、(1)の者に預貯金通帳等を譲渡した者。
(3)通常の商取引又は金融取引その他の正当な理由がないのに、有償で、預貯金通帳等を譲受け等、又は譲渡した者。

2.業として1の罪に当たる行為をした者は、2年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、又はこれを併科されます。

3.1の行為をするよう、人を勧誘し、又は広告その他これに類似する方法により人を誘引した者は、50万円以下の罰金。

このように刑罰が比較的重いのは、090金融(闇金)やオレオレ詐欺などの犯罪に使用されるからです。~ここまで。

同署によると○○容疑者は昨年10月下旬、本人名義の別の金融機関の口座から金を引き出そうとしたが凍結されていたため、金融機関経由で同署に相談したことで、事件が発覚しました。

口座は鳥取県警から「犯罪収益に使われている可能性がある」と連絡を受けた金融機関が凍結していたものです。
調べに対して、「6つの金融機関で口座を開設した」と供述しており、同署で余罪があるとみて調べている。

いかがです?
犯罪がバレた経緯をみれば笑える話ですが、一方この口座を利用されることで新たな犠牲者が発生することを考えると深刻ですね。
罰則の強化はやむ負えません。

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